骨牌の城 (光文社文庫) 笹沢 左保 光文社 1994-04 by G-Tools

人形抱っこ事件、肉料理攻勢、無言戦術、命名問題、厚焼き卵騒動―本郷家の嫁姑の対立は日増しに拡大。結婚に反対しながら同居を続ける姑の加代子を追い出そうと、嫁マスミは数々のいびりを連発。加代子も逆襲するが…。大蔵官僚の夫・高次は、インサイダー取引事件で、家庭を顧みる余裕がない。その渦中、近所の人妻・大河原美子が殴殺された!直前、美子は高次と密会をしており、しかも凶器は高次のゴルフクラブだった!永遠の問題―嫁姑の対立と、ミステリーとを見事に融合した、新機軸のホーム・ミステリー傑作長編。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。


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| 推理小説 | 読み終わった (2011年08月05日) | 独自評価 |

真田昌幸 (PHP文庫) 二階堂 玲太 PHP研究所 2008-11-04 by G-Tools

武田信玄をして「わが両眼の如し」と言わしめ、次代の勝頼の側近に仕えた真田昌幸。主家滅亡後は、旧武田領を狙う上杉・北条・徳川三つ巴の強国を手玉に取り、念願の独立大名へと飛躍を遂げていく。家康の天下取りとなる関ヶ原合戦では、戦場に向かう途上の秀忠軍3万8千を信州上田の地に翻弄し、その武名を世に轟かせた。「神算鬼謀」をもって大国に挑んだ稀代の名将を描く。

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| 戦国武将伝記 | 読み終わった (2011年07月30日) | 独自評価 |

そして夢色の殺人 (徳間文庫) 笹沢 左保 徳間書店 1987-03 by G-Tools

私は綾小路竜彦の名で、銀座の超一流宝石店の鑑定士をしております。そこへ、2年前に愛し合いながらも止むなく別れた曾根美沙江が、成上りの大物実業家で政治家でもある円城寺信郎とダイヤの鑑定依頼に現れたのが、私を「例の変身」へと誘ったのでこざいます。実は私にはもう一つの顔といいますか、裏稼業がありまして…。ユニークな世界に叙情味豊かに展開する珠玉ミステリー集。

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| ミステリー小説 | 読み終わった (2011年07月22日) 独自評価| |

われ、謙信なりせば (祥伝社文庫) 風野 真知雄 祥伝社 2008-07-24 by G-Tools

「あの二人が欲しい」慶長三年(一五九八)、太閤秀吉が没し、天下盗りに王手をかけた徳川家康が呟いた。あの二人とは、故上杉謙信の跡を継ぐ上杉景勝と軍師直江兼続。家康が最も恐れた男たちである。が、家康が老獪に足場を固めつつあるとき、真っ向から対立してきたのがこの二人だった!“義”を重んずる謙信たらんとする景勝と兼続の超然たる生きざまを描く。

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| 歴史小説 | 読み終わった (2011年07月16日) | 独自評価  |

八丁堀・お助け同心秘聞〈不義密通編〉 (ノン・ポシェット) 笹沢 左保 祥伝社 1995-10 by G-Tools

北町奉行同心・尾形左門次は、犯罪捜査を手がける定廻り同心とは異なり、荷の積み方を取締まる高積見廻りという閑職に就いている。が、彼は直心影流の達人であり、しかも冤罪に泣く人々を陰で救うという顔を持っていた。そんな彼のもとに、大店の奉公人が泣きついてきた。少女が姦淫され、殺された事件の下手人にされるという。「お助け同心」の目がキラリと光った…。

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| 時代小説 | 読み終わった (2011年07月09日) | 独自評価 |

丹羽長秀―信長と秀吉を補佐した「信義」の武将 (PHP文庫) 菊池 道人 PHP研究所 1999-03 by G-Tools

下剋上の世、誰もが野望を抱いていた時代、そんな中に一人、「人間としての信義」を心の軸に据えて生きた男がいた。本書の主人公・丹羽長秀である。武勇にすぐれる将であり、しかも決して裏切ることはない。信長にとっても秀吉にとっても、まさに欠くべからざる存在であった。常に“最も頼れる男”であったその姿を描きながら、自らの利を超越した生き方の美しさを訴えかける、長編歴史小説。

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| 戦国武将伝記 | 読み終わった (2011年07月02日) | 独自評価 |

悪魔岬 (光文社文庫) 笹沢 左保 光文社 1991-04 by G-Tools

自殺関与、死体遺棄の罪により懲役三年執行猶予二年―不倫の恋を清算するため、三条雄介と心中をはかり、生き残った小此木美紗に科せられた罰だ。美紗に捨てられた元婚約者松平大二郎は、心中事件に疑問をもち、三条の妻八千代とともにその真相を追う。が、美紗もまた三条の命日に不審な死をとげる。意表をつくどんでん返し。会心の本格推理小説。

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| 推理小説 | 読み終わった (2011年06月19日) | 独自評価 |

柳生烈堂―対決 服部半蔵 (祥伝社文庫) 火坂 雅志 祥伝社 1996-07 by G-Tools

「服部一族が幕府転覆を企んでいる!」世に名高い伊賀忍者・二代目服部半蔵が没して六十余年。徳川家の覇業に尽くしながら改易に追い込まれた服部一族が、今また四代目半蔵のもとに再興を画し始めた…。その陰謀を阻止すべく、柳生新陰流の極意を会得した烈堂に、隠密として白羽の矢が立った。将軍家指南役の兄・宗冬の密命をうけ、忍びの剣に対峙する。

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| 時代小説 | 読み終わった (2011年06月12日) | 独自評価 |

密会 (徳間文庫) 笹沢 左保 徳間書店 1997-07 by G-Tools

父の友人に出生の秘密を知らされた奈美子は、父親の愛情を拒絶し、母親を死に追いやり、行きずりの男との〇ッ〇スに逃げ込む。それゆえ、それがウソだとわかったとき、彼女は復讐を誓い、自分の美貌と肉体を武器に一人の男に狙いを定める。しかし、〇ッ〇スの罠に堕ちてしまったのは、奈美子自身であった。復讐劇は思わぬ方向に動き出す。

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| 推理小説 | 読み終わった (2011年06月05日) | 独自評価　 |

破壊の季節 (徳間文庫) 笹沢 左保 徳間書店 1992-06 by G-Tools

東国大学外科助手・高垣洋一郎が路上で撲殺された。医局員・倉之部裕一の婚約者・芙美代は倉之部の弟・宏次が殺人予告の電話をするのを偶然、耳にしてしまう。電話は高垣の死に関係があるのか?裕一に相談をしても、自分の研究以外頭にない婚約者。芙美代は宏次の犯罪を阻止しようと、電話の謎を探るうち、宏次に魅かれていくのだった。時代の波に翻弄される兄弟の絆とゆれ動く愛。サスペンス長篇。

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| サスペンス | 読み終わった (2011年05月25日) | 独自評価　 |