幻の島 (角川文庫 緑 306-10) 角川書店 1983-01 by G-Tools

神奈川県警の保瀬刑事は、警視庁の依頼で、緊急出張を命じられた。行き先は、東京の遥か南方洋上に浮かぶ瓜島、しかも保瀬は、身分をかくして行動するように、注意をうけた。すでに島に渡った捜査一課の刑事が射殺死体となって発見されてるからだった。密島同然のこの島で、何がおこりはじめているのか。瓜島への連絡船に乗り込んだ保瀬の周辺に、早くも不気味な気配が漂いはじめた－。平和な島を突然に襲った連続殺人の謎に挑む長編推理。

クリックお願いします。
にほんブログ村

| 推理小説 | 読み終わった | 独自評価 |２０１０．２．１０読了

背景のない夜 (角川文庫 (5974)) 角川書店 1984-12 by G-Tools

元流行歌手の長嶺次郎の妹、映子が殺された。死因は絞殺。彼女は人気歌手ジミー仲村に熱をあげパトロン気どりの無軌道な生活をおくっていた。聞き込みの結果、死体発見現場の近くで、ジミーの車を目撃した者が現れた。だが、ジミーにはアリバイがあった。そして映子の通夜の日、ジミーは喉をつぶし、舞台に穴をあけた。次におこる凶事の前兆か－。華麗な芸能界の裏側と、そこに生きる人々を描く傑作ミステリー。


にほんブログ村 クリックおねがいします。

 推理小説 | 読み終わった | 独自評価 |２０１０．２．６読了

泡の女 (講談社文庫 さ 4-4) 講談社 1981-08 by G-Tools

木塚夏子の父重四郎が大洗海岸で死体となって発見され、夏子の夫達也が容疑者として勾留された。夫を信じる夏子は懸命の努力でアリバイ証明に奔走し、達也の無実もあきららかになったと思えたが、ある重大事実が判明し、彼女の不安は頂点に達する。夫婦の愛の虚妄を非常に描いて深い余韻を残す長編推理の傑作。

| 推理小説 | 読み終わった | 独自評価 |２０１０．１．３１読了