地獄の辰 無残捕物控 (徳間文庫) 笹沢 左保 徳間書店 2008-02-01 by G-Tools

死んだはずの恋人・お玉が生きていた?江戸・深川堀川町に住む岡っ引き、俗に“地獄の辰”と呼ばれ恐れられている千鳥橋の辰造は、それを人づてに聞き、動揺した。彼が北町奉行所の町方同心・磯貝源之進の手下として働き始めたのは、お玉を手篭めにし、死に追いやった仇を探すためなのだ。しかし、彼の行く手に持ち受けているものは…。


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 | 時代小説 | 読み終わった (2012年10月16日) |自己評価 |

お不動さん絹蔵捕物帖 (光文社文庫) 笹沢 左保 光文社 2005-01-12 by G-Tools

江戸、駒込の目赤不動の近くに住む絹蔵は、「お不動さんの親分」と親しまれる、岡っ引らしからぬ優男。ひとたび事件に乗り出せば、卓越した推理が冴え、情け無用の凶悪犯には、不動明王、いや閻魔の形相に一変する。分銅付きの鎖をしのばせた矢立十手が今日もうなる!不可解な謎、心を揺さぶる動機、小粋な江戸情緒。時代推理を極めた珠玉の連作集、初文庫化。


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| 時代小説 | 読み終わった (2012年07月12日) | 独自評価 |

大奥十八景 (学研M文庫)　南原 幹雄

延宝八年、大奥のある中臈の腹に世継ぎの種を残して急逝した徳川四代将軍家綱。次期将軍の座をめぐって、大老酒井忠清と老中堀田正俊の暗闇が展開する中、堀田家奥側医で中条流四代目の源四郎は、その種を抹殺する命を受ける。秘処から麝香のえも言われぬ芳香がするという謎の中臈の行方を追って、彼は天下の美女たちをつぎつぎと犯していく…。流麗な筆致で綴られた絢爛たる大奥色絵巻。


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 | 時代小説 | 読み終わった (2012年05月24日) | |

武蔵復活二刀流 (祥伝社文庫) 火坂 雅志 祥伝社 2000-01 by G-Tools

佐々木小次郎を破って一年半―。三十一歳の宮本武蔵は新境地を求め、苦悩していた。「修行をもって仏性を取り戻せ」と僧良覚に諭され、高野山に二刀を封印した武蔵はさらなる修行の旅に出た。が、時は大坂の陣前夜、豊臣と徳川の暗闘に巻き込まれた武蔵の前に、小次郎を上回る難敵が出現した!その名は尾張柳生の祖・柳生兵庫助。復活を期し、武蔵の二刀が唸る!長編時代小説。


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| 時代小説 | 読み終わった (2012年02月16日) | |

定廻り同心―最後の謎解き (祥伝社文庫) 笹沢 左保 祥伝社 2002-12 by G-Tools

南町奉行所の定橋掛同心が賊の手にかかり殺された。腕の立つ男が刀の柄にさえ手をかけていなかったのはなぜなのか?今はの際に洩らした「デワの野郎」の意味とは?南町の面子をかけた探索の結果、棒手振が捕縛された。だが、同心岩佐小太夫は“取り違い”と看破する…。(「棒手振が行く」より)―定廻り同心の活躍を、胸のすく筆致と情趣で描く筆者最後の作品。


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| 時代小説 | 読み終わった (2012年01月07日) | 独自評価 |

半身のお紺―女無宿人無残剣 (祥伝社文庫) 笹沢 左保 祥伝社 2000-08 by G-Tools

愛しい善十を捜し求めて旅を続けるお紺は、北国街道・善光寺で病に倒れた。同行する平手造酒は金策に窮し、松代藩士から浪人殺害の依頼を五両で引き受ける。相手は藩士四人を一蹴した手練れの無法者だという。折しも善光寺の町が闇に包まれる“暗闇宵”の夜、対峙した平手と浪人は刀を抜いた…。女無宿人の地獄の道行きを描く、好評シリーズ第二弾。


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 | 時代小説 | 読み終わった (2011年12月10日) | 独自評価 |

幻の城 -大阪夏の陣異聞 新装版 (祥伝社文庫) 風野 真知雄 祥伝社 2009-04-13 by G-Tools

慶長十九年(一六一四)、徳川家康との戦さの気運が高まる中、豊臣方の武将が続々と大坂城へ入城していた。大坂の陣の幕開けである。だが真田幸村は、一抹の不安を覚えていた。大坂城には総大将にふさわしい器を備えた人物がいないのだ。「あの方しかいない」幸村は密かに根津甚八らを流人の島・八丈島に向かわせる!狂気の総大将を描く、もう一つの「大坂の陣」。


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 | 時代小説 | 読み終わった (2011年11月24日) | 独自評価 |

殺したい女 (光文社文庫) 笹沢 左保 光文社 2002-02 by G-Tools

十一年前に日本最大手の貸しビル業オーナー花房敦夫の養女となった理帆は、花房家に出入りする阿佐見涼子という女に生理的な嫌悪感を覚える。涼子は画廊を経営する四十七歳の未亡人で、金にものをいわせて男の愛人を二人も抱えているらしい。肉欲と物欲に凝り固まった涼子が、ついに義父の敦夫にまで誘惑の魔手をのばしてきたと知り、理帆の憎愛は殺意へと変わっていく。そんな折り、理帆は実父を殺した犯人の息子と名のる男と出会い、彼に金と汚れのない身体を与えて共犯者を仕立て完全犯罪を実行に移そうとするが…。


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| 推理小説 | 読み終わった (2011年10月17日) | 独自評価 |

われ、謙信なりせば (祥伝社文庫) 風野 真知雄 祥伝社 2008-07-24 by G-Tools

「あの二人が欲しい」慶長三年(一五九八)、太閤秀吉が没し、天下盗りに王手をかけた徳川家康が呟いた。あの二人とは、故上杉謙信の跡を継ぐ上杉景勝と軍師直江兼続。家康が最も恐れた男たちである。が、家康が老獪に足場を固めつつあるとき、真っ向から対立してきたのがこの二人だった!“義”を重んずる謙信たらんとする景勝と兼続の超然たる生きざまを描く。

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| 歴史小説 | 読み終わった (2011年07月16日) | 独自評価  |

八丁堀・お助け同心秘聞〈不義密通編〉 (ノン・ポシェット) 笹沢 左保 祥伝社 1995-10 by G-Tools

北町奉行同心・尾形左門次は、犯罪捜査を手がける定廻り同心とは異なり、荷の積み方を取締まる高積見廻りという閑職に就いている。が、彼は直心影流の達人であり、しかも冤罪に泣く人々を陰で救うという顔を持っていた。そんな彼のもとに、大店の奉公人が泣きついてきた。少女が姦淫され、殺された事件の下手人にされるという。「お助け同心」の目がキラリと光った…。

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| 時代小説 | 読み終わった (2011年07月09日) | 独自評価 |